「あの路地裏の写真を撮りたい」自分のペースで写真撮影・好きな場所に行くために!ヨーロッパ個人旅行を薦める理由とデメリット解消法
こんにちは、飛んではやぶさ君です。
今回はカメラ、写真好きなあなたにヨーロッパ旅行を個人旅行でする魅力とメリットをお伝えします。
<こんなあなたに見てもらいたい>
・ヨーロッパの街並みや景色を自分のペースで撮影したい
・ヨーロッパの行きたいところに自由に行きたい
・パッケージツアーを見ているけど行きたいところを網羅していない
・個人旅行は未経験!大変そうだけど興味がある
<目次>
1.旅行の種類とメリット・デメリット
2.ヨーロッパの特長から見る個人旅行との親和性
3.個人旅行は事前準備から楽しもう!デメリット解消法
4.個人旅行の醍醐味は目的地までのプロセス
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1.旅行の種類とメリット・デメリット
旅行にはパッケージツアーとフリープラン、個人旅行があります。
ざっとメリット・デメリットを纏めています。
①パッケージツアー
旅行会社が決めた日程表、旅程にもとづいて旅をするプラン。ホテルや食事、移動手段などもあらかじめ手配されています。
▼メリット
- 手配要らずなので楽チン
- 観光地の主要どころを回ることができる
- 外国語が話せなくても心配ない
- 添乗員がいる場合、現地スポットを解説してくれる
▼デメリット
- コストが高い
- 団体行動になる
- スケジュールや訪問先の自由度がない
- 時間が決まっているので写真撮影は制限がある
②フリープランツアー
旅行会社が手配する航空券とホテルのセットプラン。現地滞在中は基本フリープランになっています。プランによりますが、一つの都市に拠点を置くパターンが多いです。
▼メリット
- 個人行動ができる
- 現地では自由に旅程を組むことができる
- フリープランなのでツアー費用は抑えられている
- 時間は融通が利くので写真撮影に当てることができる
▼デメリット
- 添乗員などはいないので、現地の観光スポットの解説などはない
- 都市や国を跨ぐ移動には向かない
- 現地のスケジュールは自分で組む必要がある
③個人旅行
航空券、ホテル、現地の交通手段など、すべて自分(たち)で手配するカスタマイズプラン。
▼メリット
- 行きたいところへ自由にスケジュールを組むことができる
- 目的地までたどり着くプロセスを楽める
- 時間は融通が利くので写真撮影に当てることができる
▼デメリット
- 自分で航空券、ホテル、現地の交通手段の手配をしなければならない
- 事前にある程度周遊スケジュールを決める必要がある
- 問題が起きた時に自分(たち)ですべて解決しなければならない
2.ヨーロッパの特長から見る個人旅行との親和性
ヨーロッパの特長は、以下です。
- 国や都市を跨いで、世界遺産や観光スポットがある
- 街並みやお店など、魅力的な場所がたくさんある
- 目的地までの手段が充実している(列車やバスなど)
都市間を跨いで観光スポットを巡りたい場合、フリープランのように一拠点に長く滞在するプランはあまり適しません。日帰りで近郊の町に行くなどは可能ですが、拠点を自由に移せる方がより選択肢が広がります。
また、パッケージツアーのようにスケジュールが決まっている場合、「もっと見たかったのに」や「このスポットに来るまでの道がとても素敵だったけど、スケジュールの都合上移動できない」など、自分のしたいことに対して制限が多くなってしまいます。
何より現地に行ってみて初めて、「あそこに行ってみたい」「あのお店に寄りたい」「あの角度から写真を撮りたい」などが出てきます。街全体が世界遺産になっているなど、街を歩いているだけでも素敵な場所がたくさんあるのでスケジュールを自分で調整できる方がより望ましいですよね。
また、目的地への交通網も充実しているのが、ヨーロッパの特長です。アジア圏など、目的地へ行くためには車で●●時間かかりますというスポットが多い場合には、旅行代理店が手配した移動手段に相乗りするのが適していると思います。しかし、ヨーロッパやアメリカなど列車やバスなどの交通機関がある程度整備されている地域であれば、現地で自力で移動することも比較的容易です。もちろんヨーロッパでも都市から離れていて、アクセスの難易度が高い観光スポットもあります。ただ、その辺りは旅行代理店のオプションツァーを組み合わせることで効率的に周ることもできます。
これらを考えると、自分が行きたいスポットに好きなスケジュールで存分に楽しみたい、写真を撮りたい、さらには「あの路地裏の写真を撮りに行きたい」というあなたにとっては、ヨーロッパ旅行を個人旅行で周遊することは一番適していると考えています。
3.個人旅行は事前準備から楽しもう!デメリット解消法
▼個人旅行のデメリット
- 自分で航空券、ホテル、現地の交通手段の手配をしなければならない
- 事前にある程度周遊スケジュールを決める必要がある
- 問題が起きた時に自分(たち)ですべて解決しなければならない
先ほど上記をデメリットと書かせていただきましたが、何を目的とするかでデメリットはメリットに変わります(すべての旅行の種類に言えることだと思いますが)。
個人旅行はすべて自分で手配しなければならないことは確かに手間ではありますが、その国や街、観光スポットを調べてスケジュールを組むことから旅は始まっています。今はネットで調べれば、さまざまな情報が手に入りますし、海外ホテルの手配も昔に比べれば専用サイトも多く簡単になっています。僕は、ガイドブック(地球の歩き方など)も組み合わせて、妄想しながらスケジュールを組みます。
※スケジュールの組み方などについては今後別の記事でお伝えします。
<ホテル手配サイト 例>
・trivagoトリバコ(まとめサイト)(https://www.trivago.jp/)
・Booking.com(https://www.booking.com/index.ja.html)
<航空券手配サイト 例>
・トラベルコ(まとめサイト)(https://www.tour.ne.jp/)
・エクスペディア(https://www.expedia.co.jp/air)
・エアトリ(https://www.skygate.co.jp/)
また、個人旅行はちゃんと手配ができるか不安という意見もあります。確かに、手配するものが多いので不安に感じるかもしれませんが、最初のうちは旅行代理店に相談することをお勧めします。旅行代理店は、カウンタースタッフが親身にプランの相談に乗ってくれます。航空券の手配のみお願いすることも可能ですし、ホテルもすべての日程のうちの一部だけ旅行代理店に押さえてもらい一部日程だけ手配してみるなど、スモールスタートで始めることもできます。すべて自分で手配しなければ個人旅行は成立しないと思っている方がいれば、それは違います。最初のうちは旅行代理店に行って相談に乗ってもらいましょう(旅行代理店経由で手配すると一定の手配料が上乗せされます)。
<旅行代理店 例>
H.I.S.(https://www.his-j.com/Default.aspx)
あとは、問題が起きた時の対処が不安という声もあります。確かにパッケージツアーの場合は添乗員さんがいるので何かあっても助けてもらえますが、一言で言えばなんとかなります。決して楽観視するわけではなく、事前の準備で気を付けておくべきことをしっかりと踏んで対策や意識を向けていれば未然に防げることが多いです。
僕は、地球の歩き方のガイドブックの最後の方にある「トラブル事例」は必ずチェックをして対策をしています。これは読者の先輩たちから寄せられている過去のトラブル事例や解決策が載っているトピックになるので勉強になります。例えば、パリで子どもが写真を買ってほしいとお腹あたりに写真を押し付けてきて、視界を塞がれお腹のポシェットから現金を盗られたという被害事例がありました。その知識があれば、ポシェットは持っていかない、現金はわけて保持しておく、現地で子どもの勧誘には気を付けるなど対策が打てます。
また、最新の情報であれば下記サイトの「Q&A」も参考になります。
<現地情報サイト 例>
地球の歩き方【ヨーロッパ】(https://www.arukikata.co.jp/area/europe.html)
もちろんパッケージツアーに比べてトラブルのリスクは高いかもしれませんが、何かが起きるときはどんな場面でも起きますし、いくら対策してもしきれないのが現実だと思います。僕としては、対策しようにもしきれないことでヨーロッパの個人旅行を辞めてしまうのはもったいないと思いますので、ぜひ事前準備を十分に行って、楽しい旅にしてもらいたいと思います。
4.個人旅行の醍醐味は目的地までのプロセス
僕として、ヨーロッパ旅行を個人旅行で薦める最大の理由は、個人旅行の醍醐味は目的地までのプロセスだと思っているからです。
プロセスというのは2つの意味があります。
1つ目は、言葉の通り、目的地に到着するまでのプロセスです。自分で考えて、現地の案内板などを見ながら、ときに人に聞きながら、自力で辿り着いた時の達成感は格別です。例えるなら、RPGゲームでヒントが少ない中で自分で考えてダンジョンを制覇したときの気持ちに似ています。この達成感を味わってしまうと、パッケージツアーなどの何もしなくても現地に連れて行ってくれることに物足りなさを感じてしまいます。目的地までのプロセスを、自分の中で地図で辿るように向かうことでそのスポットに行ったことに加えて、自力で辿り着いたという経験が相まってさらに輝きを増します。
もう一つは、先ほどのトピック3で伝えたように、事前準備の時間としてのプロセスです。個人旅行なので、現地をより効率的に回るためにもある程度の下調べが必要です。これも目的地に辿り着いたときに報われます。下調べしたルートが見事にはまり、効率的に目的地に辿り着けたときの達成感は格別なものです。
いかがでしたでしょうか。
最後は僕の少し私見が強く出てしまいましたが、国や都市を横断して自由に好きな場所に行きたい、写真を撮りたいというヨーロッパ旅行をお望みであれば個人旅行がオススメな理由がご理解いただけましたでしょうか。
今後は、個人旅行の手配の仕方やスケジュールの組み方なども書いていこうと思います。
「あの路地裏の写真を撮りたい」
そんなヨーロッパ旅行に共感してくれるあなたの参考になれば幸いです。
僕の個人旅行記はよければコチラからご覧ください。