飛んではやぶさ君の雑記ブログ

鳥が高い空を飛ぶように、魚が自由に泳ぐように、自分らしい人生を描くためにビジネスマインドやスキルアップ、趣味(旅行や写真)について書いています。

【マネジメントに悩むマネージャー必見】選択肢が多いからこそ決めることで楽になる!決めるためのアプローチルールとは

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こんにちは、飛んではやぶさ君(@flyingfalconkun)です。

今回はマネジメントに悩む管理職の皆様に向けて「選択肢が多いからこそ決めることで楽になる!決めるためのアプローチルールとは」をお伝えしたいと思います。

 

【マネジメントに悩むマネージャー必見】

選択肢が多いからこそ決めることで楽になる!

決めるためのアプローチルールとは

  1. 選択肢が多分にある世の中
  2. 決めることで楽になる
  3. 決めるアプローチルールを決める

 

1.選択肢が多分にある世の中

仕事をしていると常に様々な選択肢とぶつかります。また、意識している、していないに関わらず、日々多くの分岐があり、あなたは選択しています。これは仕事に限った話ではありませんが、こと仕事の話に焦点を当てると、マネージャーはその裁量次第でより多くのこと、重要なことを決めなければなりません。

例えば、期初の会議を開催するかどうかどうか議題に挙がったとします。開催する場合、年初めのキックオフになるため、会議室を押さえてメンバーのスケジュールが合うところを押さえる必要があります。そこで選択肢があるとすると、、、

①開催する、会場とスケジュールは自分で設定し、自分でメンバーに告知する
②開催する、会場とスケジュールは信頼のおける部下に任せて、告知は自分でする
③開催する、会場とスケジュールは信頼のおける部下に任せて、告知も部下にさせる
④そもそも開催しない

など、勿論これら以外も選択肢は多分にあると思いますが、上記を挙げてみました。ちなみに、僕は②もしくは①を選択します。理由は、やはり期初の大事なタイミングなので、しっかり自分の方針や考えをメンバーに伝える場が必要です。そして告知も自身の口から目的ややってほしいことを発信すべきだと思いますので自分でやります。ただ、会場の押さえなどは、必ずしも自分でやる必要はないので部下に任せて問題ないと判断します。

キックオフ会議をやるやらないの判断だけで、これだけの選択肢があり、内容まで踏み込むとそれだけで何倍、何十倍の選択肢に膨らみます。皆さんはそれだけの選択肢を相手に日々判断しているのです。

 

2.決めることで楽になる

先ほどのキックオフ会議を開くというのは、おそらく多くの方が「実施する」という判断をされるかなと思います。今後の方針を伝える、共通認識を持たせるなどメリットが大きいからです。

ただ世の中、メリットばかりの判断ではなく、ときにデメリットも大きい判断やその場では先が読めないことに答えを出していかなければならない時もあります。それがマネージャーとしての手腕が問われると言っても過言ではないほど、難しく、また面白いところでもあります。

しかしお伝えした通り、判断の選択肢は幾万通りもあるため、その判断が難しければ難しいほど、明確な軸が求められます。その軸は、大海原から見える灯台のように進む方向を示し、進んできた道のりを確認するパン屑のように原点に立ちかえらせてくれます。

判断の軸がなく、なんとなく決める、人に言われたから決めたでは、何かあったときに人に説明ができなかったり、判断を変えてブレが発生します。そうなると良い結果に繋がらなかったり、一緒に進んでいるメンバーからの不信感に繋がります。これが続くとマネージャーとしての信用問題に関わってきてしまうので注意が必要です。

僕は、やることを決めることが一番重要であり、一度決めてしまえば他の選択肢が消えて、目の前のことに集中できるので、こんなに精神衛生上楽になることはないと考えています。もちろん不確かな答えに進んでいく不安はあると思いますが、決めきらない時点に敵う不安はないと思っています。

個人的な経験則ですが、振り返ると、一番しんどい時は、自分自身が決めきらないまま物事が進行してしまっている、何をしていいかわからない状態でした。逆にどんなにしんどい工程があったとしても明確に方向が定まり、あとはやるだけになったときはとても気持ちが楽になります(安心するかどうかは、その後の工程の難易度にもよっちゃいますが)。その判断を正解にさせるために動く。これだけに行動を絞れれば、気持ちはかなり楽になると思います。

 

3.決めるアプローチルールを決める

選択肢が多分にある世の中で、皆さん一人ひとりやり方や判断軸は異なります。それは当然のことだと思います。

以前、マネージャーとして重要なこととして「決めきる」ことを書きました。そこで判断で大切にしていることを下記のように挙げています。

  • 「判断に足り得る情報を取得しているか」
  • 「他人にアウトプットできる判断理由があるか」
  • 「背徳感のない判断になっているか」


この考え方に至ったのは、僕はウソがつけず器用ではなく、頭の回転が速いわけでもない。今の仕事が多くの関係者を調整する仕事なので、事実に基づいて判断しなければ、正確な判断ができないからです。

少なくとも僕は事実無根なことからの判断はしません。仮に自分にマイナスなことがあったとして、そこが避けて通れない事象であれば、受け入れそれを含め判断します。

もしかしたらもっと器用な方は、僕の半分のスピードや効率で最適な判断を下すかもしれません。ただ、僕は僕のやり方を決めています。決めるためのアプローチルールを自分の中で設定することで、導きたいゴールに対して多分にある選択肢を限定しました。そうすることで自分の中で一貫性を持たせ、周りにも自信をもってアウトプットできる状況を作り出したのです。

 


もし、あなたが仕事の判断で悩んでいたり、一度出した判断に不安を覚えることがあるのであれば、自身のアプローチルールを考えてみてはいかがでしょうか。自分に適したアプローチが見つかったら、きっと選択肢は自然と狭まり、ブレることなくあなたの進みたい方向に進むことができることでしょう。