飛んではやぶさ君の雑記ブログ

鳥が高い空を飛ぶように、魚が自由に泳ぐように、自分らしい人生を描くためにビジネスマインドやスキルアップ、趣味(旅行や写真)について書いています。

【ただの旅行記】航空券・ホテル手配のみで行くクロアチア旅行(首都ザグレブ編)

こんにちは、飛んではやぶさ君です。

雑記ブログと言いながら、仕事関係の記事ばかり上げているので、少し違った角度で書こうと思います。少し前になりますが、昔書いた旅行の記事をあらためてアップしました。旅行の行き先で悩んでいる方、ぜひ参考にしてみてください。

 

海外航空券は旅工房

 

 

2011/2/5~2/12

年に一度の仕事の長期休みを使って、念願だったクロアチアに行ってきました。目指すは、クロアチア最南端のドブロヴニクという世界遺産。あの「魔女の宅急便」のモデルとなった街を最終目的地として、男ふたりの珍道中が始まります。全5都市を巡った旅行の模様を書いていきます。

●首都ザグレブ
 

★プリトヴィッチェ編
 

●ザダル編
 

★スプリット編

★ドブロヴニク前編

★ドブロヴニク後編

★…世界遺産

それじゃあいってみましょう。
「まじょこさぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~ん!!!」(byトンボ)


2/5 日本→フランクフルト→ザグレブ

思い立ったのは2010年の11月のこと。毎年恒例の長期休暇を消化したくて、でも1週間以上ある休みをダラダラと過ごすのはイヤで。気付けばエイチ・アイ・エスの前にいました。

折角だったら、ずっと行きたかったクロアチアに行ってみたい。でもまわりは休みも合わないし、行くとしたらひとり旅になるし、クロアチアは英語が通じるかわからないし、ハードルが高いだろうし、フランスあたりにがお似合いか。エイチ・アイ・エスのコーディネータさんと話しながら思考はグルグル、心は葛藤していました。

「しょうがない、フランスひとり旅にするか…」

魔女の宅急便」のモデルとなった街、ドブロヴニクを見ながら、まったくもって心はうらはら。クロアチアを諦めきれない自分がいました。

もう行きたくて仕方がない僕は、ダメもとで友人何人かに声をかけてみました。すると地元の友人が奇跡的にヒット!この旅のスタートはまさにここから始まりました。

さてさて、そんなこんなであっと言う間に出発当日。終わらない仕事をどうにかさばいて引き継いで、前日の深夜にキャリーケースに適当に荷物を詰め込んで、朝7時、家を飛び出しました。

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2月の成田空港は、学生ばかり。卒業旅行から、もう5年ほど経つのか…と思いながら、搭乗手続きを済ませて、離陸を待ちます。

航空会社はルフトハンザ。ドイツを経由して、クロアチアの首都ザグレブに向かいます。まずはのフランクフルトまでは所要11時間。映画を2本観て、寝ても覚めても飛行機の中でした。仕事で疲れていても、なかなか熟睡とはいかないものです。

 

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フランクフルトではトランジットが4時間ほどだったので、その間にビールを飲みながら、まったりと空港見学。酔いが回ったのか、かなり大きな睡魔くんが僕を襲います。

 

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フランクフルトから1時間半のフライトでようやくクロアチアの首都ザグレブに到着。現地時間では21時を過ぎた頃でした。この時点で日本人は、僕たち以外は一組のみ。あれだけいた学生たちは、ヨーロッパの国々に散っていきました。

空港に着いたら、早速両替。事前にユーロに替えておいたのですが、日本円も取り扱いがあって驚きました。とりあえず、ある程度をKN(クーナ)に替えて、空港バスへ搭乗(クロアチアの通貨は「クロアチア・クーナ(HRK)」といい、一般的に“Kn”と表記されます。クロアチアは2013年の夏にEUに加盟しましたが、通貨はユーロではなく自国通貨である「クーナ」が使われています※2019年11月時点も同様※参照元http://www.crotabi.com/croatia-kn/)。


外に出てみると、思ったほど寒くなく、吐く息は白。とても眠かったですが、それでも東京の方が寒いと感じました。それ以上に興奮していたからかもしれません。

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バスひとつに乗るのにも緊張しながら、揺られること20分ほど。市街地のバスターミナルに到着しました。
ここで出会ったのが、日本人の親子2人。どうやら息子さんが母親を旅行に連れてきているようでした。なんて親孝行な。話を聞くと、ルートが私たちとかぶっていたので、もしかしたらまた会うかもしれませんねと話してお別れしました。

そこからキャリーバックを引きずり、オレンジ色の街灯が点々とする石畳の道を歩くこと15分。人通りが少なく、壁にはスプレーの落書き。ガラガラ言う荷物で妙に目立ったり、押しボタン式の信号が青になった瞬間「チッチッチッ」と鳴ったりと、ひたすら落ち着かず進んだのを覚えています。

 

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人が増えてきたと思ったら、ザグレブの中央駅に到着。駅前は広場になっており、視界は一気に広がりました。2本の通りがその広場を挟んで、まっすぐに伸びていました。そして、その両脇にはザ・ヨーロッパと言わんばかりの建物が並んでいました。

ホテルはその通り沿いに面していることを相棒「地球の歩き方」の地図で確認しました。途中、お腹が減ったので、パン屋でパンとピザと水を買って、チェックイン。パン屋では英語は通じたのかわからなかったのですが、ホテルのクロークには通じたので一安心。つたない英語を理解して、ゆっくり話してくれた優しさにホッとしました。

 

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ホテルの中は、エレベータが狭く閉じるボタンもありませんでした。日本人ほどせかせかしていないんだろうと思っていると3階の部屋に向かう途中で迷子に。壁には、“21時以降静かに”のマークが無言のプレッシャーをかけてきます。ここに来るまでの外の様子を見ても、どうやらクロアチア人の就寝は早いようです。

そんなこんなで部屋に到着。現地時間で10時を過ぎていました。日本で朝起きてから、まるまる24時間ぶりのベット。はい、即ご臨終。


2/6 ザグレブ観光
翌日、目覚まし時計のおかげで、6時に目が覚めました。思いのほか熟睡できて、体は軽かったです。顔を洗って、出発の準備を終えて、朝食へ向かいました。

 

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さすがヨーロッパを感じさせる朝食。ヨーロッパに来てるんだから当たり前だと、ここが日本ではないことを何度も確認しながらパンをかじりました。クロワッサンとスクランブルエッグがおいしくて、コーヒーも普段飲んでいるものよりも濃くて甘い。装飾がキレイで、いつまでも居座ってしまいそうだったので、急いで食事を済ませ出発しました。

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朝8時の外は、やっぱり吐く息が白く寒かったですが、どこか東京の寒さとは違ったすがすがしさがありました。自然と気持ちは踊っていたと思います。人通りも車もほとんど走っておらず、ときどきトラムという路面電車が通過するだけ。鳥のさえずりと散歩の犬の鳴き声が響き渡るほど、日曜の朝の街は静かでした。

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駅から伸びるメイン通りを駅とは反対側に進むとイェラチッチ広場に辿り着きました。商業施設が増えたので、おそらくこの一帯が一番の繁華街。まだまだ人通りが少ないので敷地以上に広く感じました。

 

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イェラチッチ広場をさらに直進すると、青果市場に辿り着きました。朝一で行ったときには、準備中でしたが、昼前に行くと出店も増え、たくさんの人の往来がありました。花や果物や野菜、魚に、チーズに、お土産と様々な生鮮食品が売っていて見ているだけで心躍りました。

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青果市場の奥には大きな教会がありました。聖母被昇天大聖堂という教会で、訪れる人が建物の中に次々に吸い込まれて行きました。中に入ると、ミサの真っ最中。重厚な雰囲気の中で、参加者が聖水に触れ、胸の前で十字架を切っていました。僕たちはただ気圧され、建物の端っこでキョロキョロしていました。15分ほどでミサは終了。街の人たちの日常に触れ、なんだか嬉しかったのを覚えています。

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街中を探索が楽しかった。イェラチッチ広場から青果市場を超えた先には、緩やかな丘陵地帯。オレンジ色を基調にかわいらしい街並みが続いていました。坂道を進み階段を登り、路地裏にぶつかる。丘の上から臨む景色に午前中の太陽の光はちょうどよく混ざりこむ。
「この先には何があるんだろう」
「この景色をあそこから見たらどうなるんだろう」
歩くと見えてくる景色に冒険心は掻き立てられる。ずっと歩きまわって、カメラのシャッター音は止まることはありませんでした。

 

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ひとつ残念だったのは、ガイドブックにあった塔に登れなかったこと。ケーブルカーの傍にあるそこからは街中を見渡せて、きっと素晴らしい景色が待ってたはずなのに。なぜか定休日でもないのに入口が開いていませんでした。ショックでしたが、そのすぐそばにその日一番の景色を望める場所があったので、まったく気にならなくなりました。

 

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そうこうしているうちに、お昼時に。気付けば、街も活気づき、たくさんの人々で溢れていました。おなかが減った僕たちは、ガイドブックのヴィノドルというレストランへ向かいました。店内は洒落た雰囲気で、ダウンでジャージでトレッキングシューズな2人には到底不釣り合いな感じでしたが、ウェイターは快く中へと招き入れてくれました。

ここでオーダーしたのがクロアチアンビール。トリュフを刻んだパスタとサラダ、あとはカツレツ。飛行機の中を含め、朝食にも一切の葉っぱがなかったので、ここでのサラダは砂漠の雨のように癒しに感じました。旅行中、貴重な機会なのでなるべく意識して野菜を摂取しようと思った瞬間でした。食事はどれもおいしく、一緒に出てくるパンも食が進みます。ビール一杯で真っ赤になった僕は、その赤さが引かないままにレストランを後にしました。

 

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そんなこんなであっと言う間に、次のスポットに向かうバスの時間。16時のバスを目指して、ふたたびバスターミナルへと向かいました。事前にバスのタイムテーブルをネットで調べておいたので、スムーズにチケットを買ってバスに乗ることができました。ずっと気がかりだったバスへの搭乗もなんとかクリアして、次に向かうのは、プリトヴィッチェ湖群国立公園。ここは、世界遺産に登録されており、大きな滝とエメラルドグリーンの湖が魅力的なスポットです。

プリトヴィッチェ湖群国立公園とはどんな場所なんだろう…と思いを馳せながら、バスは出発。半日歩きっぱなしだったのとバスの揺れが心地よくていつの間にか寝てしまいました。バスに揺られて数時間経ったころか、眠ると起きるの境界線を行ったり来たりしていると、いつの間にか日も沈み、あたりは雪が降り積もる山岳地帯に差し掛かっていました。さてさて、この先どうなってしまうのやら。。。

 

この続きは次回「クロアチア旅行(プリトヴィッチェ編)」にて書かせていただきます。


tonde-hayabusakun.hatenablog.com

 

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海外旅行の醍醐味の一つに、自分で旅をしている感。地図を見ながら自分で決めて進んでいる感があると思っています。このクロアチアの旅でその充実感を日々感じていました。もしあなたが旅行に行きたい、新しい感性に触れたいということであればぜひ航空券を手配して計画してみるのはいかがでしょうか。

 

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